1枚のDVDで収録できる動画の長さはどのくらい?
前回は120分でも余裕で書き込めたのに、今回は90分でもダメだった。パソコンが壊れているのではないか、というケース。実は、動画には「密度」があり、その設定によって書き込める動画の長さが変わってくるのです。
「ビットレート」という数値
1枚のDVD-Rに書き込める動画の長さはどのくらいでしょうか。実は「場合による」というのが回答となります。
動画には「ビットレート」という数値があります。1秒間あたりどのくらいのデータ寮にしますか?という数値のことです。この数値が多ければ多いほどデータ量が多い、すなわち単純に考えれば画質が良くなる、ということです。
ビットレートの設定は難しい
ではその「ビットレート」とやらは、どの段階で指定するのか。どんな数値にするのがいいか。
ビットレートをいじるには、動画ファイルやDVDビデオにする段階で、ソフトウェアで設定します。ではどんな数値に?これがたいへんややこしく、また難しい問題です。ここではとうてい書ききれませんし、ご理解いただけるかも保証の限りではありません。
どうしても一枚のDVD-Rに収めたい場合
120分の動画をどうしてもDVD-R一枚に収録したい!という場合、方法がないわけではありません。
それは、DVDオーサリングソフトで「圧縮する」という選択肢があるならそれをオンにすることです。
こうすることで、ビットレートが自動的に調整され、1枚のDVDに収めることができます。お客様でその操作ができない場合は、当社の担当にその旨をお伝えください。オプション料金が必要となりますが、いただいた動画ファイルを1枚のDVDにオーサリングいたします。